医療事務の求人の現状
医療事務の求人の現状
まずは医療事務求人の雇用形態について知っておく必要があります。医療事務として働く上での雇用形態は実に様々で、正社員、パート、派遣、そしてレセプト提出期間の月末〜月始だけ勤務の短期雇用などが挙げられます。一般の求人雑誌や、新聞の求人広告(折込含む)には医療事務としての求人はあまり無いことが知られています。月に4,5件あればいいほうだと思います。ではどこで職場を探せば良いのか?私も医療事務としての就職活動経験がありますので、色々と解説していきます。
正社員として働くには
医療事務として正社員で働きたいという人への近道は、医療事務の専門学校や就業サポートがある養成・通信講座を利用するということです。専門学校では卒業年に、養成・通信講座では資格取得後に医療事務の求人を紹介してもらえます。ニチイ学館がその代表的な養成講座です。専門学校の最も良い点は、今まで大勢の卒業生を医療機関に輩出してきたという歴史があり、卒業生がその医療機関で活躍していればいるほど、次の年もまたその医療機関から専門学校に求人が出されます。そういった強いパイプがありますし、一般には求人を出さないところも専門学校になら出すという場合もあります。大学病院などがその例です。大学病院で働きたい人は専門学校に入学し、ある程度のレベルの資格を取得、その後大学病院への就職を目指すというのが最も良いと私は考えます。私の通っていた専門学校(早稲田速記医療福祉専門学校)では2年時に病院実習があり、病院によってはその実習生の中から採用をといった形をとっているところもありました。新卒での採用がたくさん来るというのが専門学校の良い点です。一般求人でほとんど医療事務の求人がなくても、学校にはぶ厚いファイル10冊以上の求人が来ていました。
いろいろな医療事務の雇用形態
パートとして働く場合を考えてみます。パートで医療事務として働く方は主に主婦の方が多いと思います。週に2,3回働きたいとか、子どもの手が離れたので働きたいとか、そういった場合です。パートでの採用は、未経験でも可といった募集もあります。ただし、この場合でも募集して応募してきた人の中で、未経験の人と資格を持っている人と、経験者の人がいたとしたら、採用側はまず経験者を、次に資格を持っている人を、そして次に未経験の人をと考えるのは普通です。よって医療事務として働くのであれば資格を持っていて間違いはないと思います。
調剤薬局での医療事務
病院や診療所での医療事務の募集のほかによく見られるのが、調剤薬局の事務募集です。調剤薬局での診療報酬請求業務は、病院や診療所のレセプト業務とは異なり「調剤事務」といった言い方をしたりします。調剤薬局では診療や処置などといった請求が無く、処方料や薬料の請求となるため、レセプトも通常の病院とは形式が異なります。病院のレセプトは「診療報酬請求用紙」といったりしますが、調剤薬局では「調剤報酬請求用紙」です。この調剤報酬事務資格も存在しますので、調剤薬局で働きたいと思う人はこの資格の取得も考えてみるのも就職活動の際役に立つことと思います。
派遣で医療事務として働くには
近年、病院や診療所でも派遣社員が増えつつあります。今までは定期採用をしていたところも、今は派遣社員としての求人しか出さないといった方針に切り替える傾向が見られます。私が以前勤めていた大学病院も、私が就職した次の年からはもう定期採用は出さなくなり、派遣社員の採用のみとなっていました。これから先この傾向は強まるものと予想されます。まずは派遣社員として働き、その後正社員としての登用をしてくれる医療機関もありますのでこれを利用するのも良いかと思います。
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